ポケモンカード（ポケカ）に投資！？資産運用の現状とは？

小さい頃にポケモンカード（ポケカ）で遊んだ！っていう方は多いかと思います。それが今では高額な金額で売買されている現状。特に女性のキャラクターカードについては何百万～何千万で取引がされています。株のように価格変動もあり、自宅の金庫にポケモンカード（ポケカ）を保管する！？銀行に預けてる！？なんて人もいました。果たして、資産として残していけるものなのか？トレカ（トレーディングカード）に投資する現状を調べてみました！

ポケモンカード（ポケカ）とは？

1996年10月20日に始まった「ポケモンカードゲーム」は、2023年で27周年を迎えます。

ゲームソフト『ポケットモンスター』シリーズの世界をテーマにした、ふたり用対戦型トレーディングカードゲーム☆

カードには、イラストのほかに、ポケモンについての説明や、ワザやHPなどポケモンの強さを表す情報も書かれていて、ポケモン図鑑を作るのと同じように、カードを「集める」ことでポケモンに詳しくなれます。

ランダムでカードが封入されている拡張パックを開ければ、草むらで突然ポケモンに出会った時のような驚きも、体験できるかも！？しれません。

カードが集まったら、図鑑のように並べて眺めてみても楽しいですが、ポケモンがワザを使って戦う、バトルを体験してみましょう！

60枚のカードを組み合わせた「デッキ」を使って自分のポケモンと相手のポケモンの、バトルスタート！

いったいどのカードを引くか！？運も影響する駆け引きの中、戦略とヒラメキで、勝利を目指します！

詳細についてはポケモンカードゲーム公式ホームページ参照。

ポケモンカード（ポケカ）の価格

１パック150～300円。１枚30円前後。

１BOX5,000円前後。

それが今では１枚10,000,000円以上になるカードも出てきています。

がんばリーリエ　SR

相場：2,500,000～4,500,000円前後（2023年9月現在）

ハイクラスパック「GXバトルブースト」に収録されていたSRカード。

2023年5月現在では、現行のレギュレーションで使用できるカードがないため、再販される可能性はきわめて低い。

そのため、キャラクター人気やコレクター需要が相まって、価格が上昇し続けている。

最高額10,000,000円以上出たこともあるくらい注目が集まっているカードの一つでもある。

ミモザ　SAR

相場：70,000～150,000円前後（2023年9月現在）

拡張パック「バイオレットex」に収録されたSARのカード。

収録されたカードには「ミモザ SR」のほか、「ミライドンex」の各種レアリティなど、多くの人気カードが収録されていたため、購入が非常に難しいパック。

また、SARの封入率の低さとキャラクター人気から、高額になりやすい状態にある。

エリカのおもてなし　SR

相場：60,000～80,000円前後（2023年9月現在）

「エリカのおもてなし」は、2019年10月4日に発売された拡張パック「タッグオールスターズ」にて収録されたSRカード。

「タッグオールスターズ」は、ポケカの中でも人気の高い、年に一度しか販売されないハイクラスパックに分類されており、パック自体の人気が高かった。

収録パックの「タッグオールスターズ」自体の需要が高かったことや、パック自体の販売が終了していることなど、現在入手が非常に困難な1枚となっている。

また、再録される可能性も非常に低く、エリカ自体のキャラ人気も高いことから、今後も価格は高騰し続けることが予想される。

ナンジャモ　SAR

相場：150,000～98,000円前後（2023年9月現在）

可愛さを詰め込んだ豪華なイラスト。

「カイ」や「シャクヤ」などの人気トレーナーカードを担当してきた、「kirisAki」氏が描く豪華なイラスト。

色とりどりのポケモンを模したスイーツに囲まれながら、スマホロトムで配信している様子が落とし込まれている。

配信者であるナンジャモの特徴と魅力を最大限に表現したデザインとなっている。

収録パック「クレイバースト」の発売前から注目されていたカード。

二次流通では、発売直後から20万円程度の価格で取引され、現在に至るまで高額な取引が続いてきた。

これにはナンジャモのキャラクター人気にくわえ、カードとして有能であることと、排出率の低い”SAR”というレアリティが主な要因だと考えられる。

カイ　SAR

相場：15,000～18,000円前後（2023年9月現在）

イラストを担当したのは、YouTuberとしても絶大な人気を誇る「さいとうなおき」氏。

「ポケカ」でも数々のイラストを担当し、生き生きとした姿や表情などを、世界観にあった優しいタッチで描く。

また、このカード以外にも、もはや幻のカードとも言える「エクバリーリエ」や「がんばリーリエ」のイラストを担当するなど、人気カードを数多く担当してきたイラストレーターだ。

このカードが人気である一番の理由は、カイのキャラクター人気と、その魅力を存分に感じられるイラストにあるといえるが、カードとしても有能であることがもう一つの大きな要因。

コレクター需要に加え、プレイヤー層からの人気も高いことが高騰の理由かもしれない。

なぜ高騰しているのか？

パックの生産中止

すでに生産終了しているパックやBOXということが挙げられます。

つまり、新たにカードが生産されることはないのです。そうすると、手に入れる為には現在市場に出回っているものを購入するしかないため、必然的に価格が高くなってしまいます。

必ず高価なカードが入っている保証はありませんが、手に入る可能性がある未開封のパックやBOXも、価格が高騰している現状があります。

もし今後、パックやBOXの再生産が決定すれば、相場が下がる可能性はありますので、注意して下さい。

②女性キャラクター

ポケモンに登場する女性キャラの中でも、人気があるキャラクターかどうか？

人により好みはあるかと思いますが、。

実際にゲーム内で出てくるキャラクターの中で、存在感があったり、可愛らしい、素直など、男女ともにポケモンファンから人気を集めていたりします。

特に、リーリエの絵柄は、カードの中でも人気も高く、全体的に価格が高騰しています。

③人気イラストレーターが手がけたキャラクター

カードイラストは、様々なイラストレーターの方々が担当されています。

その中でも人気なのが、イラストレーターのさいとうなおきさんです。

がんばリーリエの他に、「帽子リーリエ」「リーリエ　エクストラバトルプロモ」もさいとうなおきさんのイラストです。

他には「アローラの仲間たち」「マリィ SR」「ソニア SR」などのイラストも担当されていて、キャラクターの生き生きとした表情やポーズが人気を集めています。

絵柄自体が魅力的なので、コレクションとして眺めて楽しめますし、がんばリーリエの価格が高騰している理由の一つでもあります。

また、同じリーリエのSRカードでも、別のイラストレーターが担当している「リーリエの全力」はあまり価格が高騰していないのです。そのくらい、さいとうなおきさんが人気なのかもしれないです。

PSA10とは？

「PSA10」とは、ポケモンカードのグレーディングサービスである「PSA」が定める基準をクリアした、実質的に完璧な状態のカードを指します。

PSAは、トレーディングカードの鑑定を行ってくれるサービスで、PSA10やPSA9など状態によって数字でカードが評価されます。 数字が高いほど、状態が良く10が最高です。

PSA鑑定とは、世界で信用されている真贋・評価鑑定サービス会社です。

PSA10とは、鑑定評価の最高グレードに当たります。PSA10調べ方など鑑定が正しいのか簡単に調べる方法は「証明番号検索と枚数調べ方」で番号を入力すると調べることができ安全です。

個人で簡単に提出することができ、費用は安いバリューでは1枚3,300円〜となっていますが、傷や湿気から守ってくれる超音波溶接で封をした特殊ケースに入れて鑑定結果とともに返送してもらえるためPSA鑑定の人気が高まっています。

メリット

• 子どもだけの遊びであったが、大人など家族みんなで楽しめるカードゲームになった。
• コミュニケーションツールの一つとなった。
• 計算ができるようになる。ひらがな、カタカナが読めるようになる。
• コレクションとして楽しめる。

デメリット

• ポケモンカードゲーム主催者側から、高額なカードは盗難とかあると補償や責任が持てないため、「使わないでほしい」と言われてしまう。
• 高額なカードをは、銀行や金庫に預けなくてはいけなくなった。
• 転売を目的とした購入者が増えたことにより、カードの販売日には長蛇の列ができるようになった。
• 誰もが気軽に買えるものではなくなってしまった。
• 子どもが簡単に手に入れられなくなってしまった。

詐欺に注意！！！

「サーチ品」を未開封に

「サーチ」とは、パックから特定のレアカードだけを抜きとってしまう行為のこと。

パックを開封せずに重さなどを計ってサーチする場合もあれば、一度開封したあとにリパックして未開封と偽り出品する方法もある。

開封済みの商品をあたかも未開封品に「再シュリンク」

ポケモンカード（ポケカ）を購入した人の中から、詐欺被害にあった！という動画がいくつもあげられています。

開封済みの商品をあたかも新品のように包装し直す再シュリンクの方法があるというのです。

一見すると、正規品と再シュリンクされた商品は見分けがつかない。 しかし、シュリンク・ヒートガン・シュリンカーという3つの道具があれば、「包装のバイトをやったことがあれば誰でも」再シュリンクができる。袋に入っているからと言って、セカンダリーマーケットなどで正規品と思い購入してしまうと、偽物をつかまされることがあるという。

なお、YouTuberのコレコレさんによれば、手作業であるため包装が「ピシって」綺麗になっているものの方が偽物の可能性が高いとのことでした。参考までに動画を載せておきますね。

正規品で買って下さい！

転売目的の買い占めによって正規品をなかなか買えない現状があります。

そもそも転売品を誰も買わなければビジネスとして成立しなくなります。

これ以上、被害者を出さない為にも、正規ルートである、ポケモンセンターやコンビニ、電気量販店等での購入をお願いします。

ポケモンカードゲーム公式サイトより注意喚起

『ポケモンカードゲーム』の公式サイトにて、「フリマアプリ等での強化拡張パック「ポケモンカード151」売買に関する注意喚起につきまして」と題された声明が発表された。

「転売等の営利を目的とした商品購入を固くお断りしております」として、公式が転売行為を指して、明確に注意喚起するという極めて異例の事態になった。

続けて「ポケモンセンターオンラインで、利用規約違反や転売目的の購入と当社が判断した場合は、ご注文をキャンセル、および、今後の利用を制限いたします」と厳しい対応をとることも明かしている。

また、メルカリ等のセカンダリーマーケットでの高騰についても「商品の希望小売価格や内容を今一度ご確認いただくなど、発売後は冷静な行動をお取りいただきますようお願いいたします」とのこと。

メルカリとの包括連携協定

株式会社メルカリと、株式会社ポケモンが「マーケットプレイスの共創に関する覚書」を締結したことも発表。

これにより、メルカリ上でポケモンの商品が、安心・安全に取引できる環境の構築を目指した取り組みが行われる。

公表された声明では、「ポケモンカードゲーム」を展開するポケモンと二次流通事業者のメルカリが、商品情報や発売情報を事前に共有。また、特定の新商品発売前後の注意喚起や権利侵害品対策など緊密に連携していくとのこと。

ポケモンと協議の上、合意した特定の商品について、「メルカリ」の利用規約に違反する出品への削除対応の実施なども発表された。

ヤフー株式会社の対応

株式会社ポケモンとヤフー株式会社は2023年7月25日、安全安心なトレーディングカード（トレカ）取引の実現に向け、相互に協力するための覚書を締結したと発表した。

ヤフー株式会社が運営しているネットオークションサービス「ヤフオク!」と、フリマアプリ「PayPayフリマ」で行われてきた取り組みに加えて、両社の継続的な協議・連携の上での対策を実施するとしている。

ポケモンカード（ポケカ）投資家

月に1回のペースで販売されるポケモンカードの新セットは、発売直後から品切れとなるケースが目立っている。

株式会社ポケモンは増産体制の発表や、予約抽選注文、受注生産の実施、公式大会参加者の優遇など様々な対策を講じているものの、プレイヤーに万遍なく行き届くには時間がかかる状況。

そこに、一部で「ポケカ投資家」と呼ばれる、転売による利益を目的として、買占め行為などを行うユーザーがいる。

メルカリでは「ポケモンカードゲーム」の貴重なパックやボックスが、定価の2倍以上の値段で取引されている。

まとめ

子どもたちの遊びの一つとして始まったポケモンカードゲーム。

本来のゲームとしての遊びを楽しむことよりも、資産として持つ人、転売などする人も増えたことにより、高騰している現状があります。

そんな中、カードを金庫に入れたり、銀行に預ける人もいるほどになってしまっています。

株価のように価格変動しますし、定期的に確認していないと、数千万円のカードが数十円の価値にまで下落する可能性もあります。

資産運用としてはどうなのか？売り買いする見極めが必要なのと、きちんとした収入の柱を作っておく必要があるかもしれません。